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27回目の春

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高校を卒業し、18才の三月五日に大工になり、今年で27回目の春。



今、家を造っていてよく思い出すのは弟子の頃の事。



『手切り、丸出し、釘こぼし』・・・ 恥ずかしい職人


『下手の影好き』・・・ バカ丁寧


『明日がある』・・・ 失敗も修行の糧


親方に教えられた事。



27年大工やってきて戻るのはやっぱり原点。


師の教えを子へと。



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進む道

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先日、大阪に行った時に30代の若い大工さ二人と話す機会があった。
前田木材のぐりやんの後輩で独立してやってる
山本建築さんと塩野工務店さん。
日伸のおっちゃんとこにも応援に行ってるぐらいだから技術と経験はある。
今は手間請けの仕事をしているが、いつか元請としてやりたい気持ちを持っている。


自分が独立した理由は、ダイツネ工務店の家を建てたかった。
他の工務店の家を建てるために大工になった訳じゃない。
手間請けで自分はやっていくという志があればそれも大工の道。

なんの問題もない。

でも設計、施工からすべて自分でやってみたいという気持ちがあるなら
建てる技や知識や経験を自分の家つくりのために使っていない。


自分も6年~7年ぐらい前から手間請けを多くやらせてもらっていたが
『もし、手間の仕事が無くなったらどうやって生活していくのだろう』と考えた時があった。

希望と不安。

それは誰でも持ってるもので、肝は自分の目的を果たすために今、動いているか。


これから独立を目指す若い大工さんには、迷わず夢や目的に挑戦してほしい。
そのためには応援し合う仲間をしっかり作る事。
ええ仲間がおりゃなんとかなる。


自分が建てた家は次世代へと残っていく。
がんばれ!山本、塩野!





大工の姿勢

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今日は午後から、常滑市大谷の台所の床を見て欲しいという現場に行ってきました。

その現場に向かう途中にも、ちょっと家を見てほしいという電話。

知り合いの紹介などで、そういった問い合わせが最近多くある。


新築やリフォームやリノベーションに関する情報はインターネットにいくらでもある。
スマートハウス、パッシブハウス、省エネルギー住宅、長期優良住宅、住宅エコポイントなど
これから次世代で大切なことで、自分たちも勉強せないかんけど
既存の住宅に住んでる人はもっと身近な事が知りたい。
そしてその知りたい人の数は、新築やリノベする人もよりもはるかに多い。


『ガラスが割れた』            『床がフワフワする』

        『瓦が1枚落ちた』

『コンセントを1個増設したい』     『収納を増やしたい』 

                    『キッチンに九尺のカウンターを付けたい』

 などなど。


地域ではこんなに仕事があっても、対応してくれない工務店や大工が多くあると

行った先のお施主さんや紹介してくれる人からも話をよく聞く。



自分も新築やリフォーム、リノベなど嬉しい。
でも大工が、地域の人が必要とする存在であるのも誇りに思う。
10年後、30年後に、家の事は隣の大工のおっちゃんに聞けばええと
またなるように、改めて今、姿勢を正そう。


工務店や大工の仕事はここにある。


弟子入り

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3ヶ月前に見習いとしてうちに来ていた若衆が、今日から弟子となった。

若衆が来た時にいつも言う言葉は

『うちへ来た事を就職だと思うな。修行だぞ。』

その言葉の意味をこの三ヶ月で知るために見習い期間が今は必要。


毎日の時の挨拶や、下仕事、

鑿や鉋の研ぎものは、一服や昼の休憩にやっておく事や

休憩のお茶を出すことまで、仕事以外に小僧さが経験し覚えて行くこと。

そんな厳しい修行がこれから5~7年ぐらい続く事になる。

でもその反面、『家を建て、造る』という大工の喜びも経験していく。

これが修行を耐えられる最大の要素。


今は刻みも階段も窓枠までプレカットの時代。

親方連中が家造りの風向きの方向転換しなければ職人も育たない。


これから大工をそして、職人を目指す若衆らのために自分は

事業主や経営者である前に、棟梁であり大工でありたい。

若衆と一緒に自分も頑張ります!



家を造る

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昨日、今年リフォームさせていただいたお施主さんのところに行ってきました。

オープンハウス以来なので2ヵ月ぶりです。

リフォームした家にあわせた家具を頼まれていて、見積もりを持って行きました。


この家に来ていつも思う事は、時間がゆっくりしているところ。

話のテンポやリズムが穏やかで心地いい。


お施主さんとの話の中で、本当にリフォームして良かったという言葉をいただきました。

『何処に居ても早く家に帰りたい。』

本当にありがたい言葉。

大工やってて良かったと思う時。

今度、同じリフォームをしたいお施主さんの友達を、紹介してくれる事になりました。

これも嬉しいことです。


デザイン、コスト、耐震性、居住性、自然素材・・・どれも家に大切な事。

でもやっぱり最後は、住む人が喜んでくれる家をつくるのが自分の仕事です。

そんなことを今日も水道屋の後輩と事務所で話しました。


明日は、以前うちがリフォームした家の雨漏り工事。

8年前にリフォームをさせていただいて、すぐに雨漏りをしてしまい

その後対応して雨漏りは止まりましたが、先日の台風でまた雨漏りしてしまいました。

今回は雨漏り部分の外壁を全て剥がし、しっかりとやり直しをさせていただきます。


家を造っていて嬉しい事もあり、悲しい事もある。

自分がやった仕事でこうしてご迷惑をかけたお施主さんもあります。

でもまたダイツネさんにやってもらって良かったと言われるように自分は頑張ります。

感謝の気持ちを忘れずに。


古民家

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先日、知人の紹介で常滑市にある施工中の古民家を見てきました。

施工をしているのは若い陶芸家の方。

自分で楽しみながら施工していました^^

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この家は、丈三建ち(ジョウサンダチ)、四八の間(ヨハチノマ)、

二丁差し長物の母家造りでした。

今の鴨居にあたる部分を昔は地松を使い、長物(チョウモン)で作ってあるのが特徴です。

自分たち弟子の時代ではもう建てていない工法でシャチ引き工法です。

弟子の頃、こんな母家(オンヤ)造りの家のリホームをする時に

親方がよく説明してくれたのを思い出す。

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最近は呼び方やスタイルばかりが先行して古民家もちょっと

方向性が曲がってきている気がしますが

要は昔ながらの大工の家造り。

古い家ほどリフォームする時は、近所の大工さんに相談するのが一番好しと思います^^


帰りに陶芸家の方に魚皿をいただきました。

この家と同じで懐かしい素晴らしい皿でした!

ツノカケさんおおきに^^

画像 1692




東京の梅さん

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ツイッターで知り合った東京の大工さん。

自分のつぶやきに、ストレートな返信をしてくれて始まった縁。

さっきも8時から1時間ぐらいおっさん二人で熱い長電話。

大工の現状、仕事内容、これからの大工の事。

東京と愛知の大工がインターネットでつながり、情報交換するなんて

ちょっと前まで、職人の世界では考えられない事。


ブログ、ツイッター、facebook。

活用の仕方は人それぞれで、何をすればええという話でなく

自分が何をしたいか。

そんなヒントや共感する仲間との出会いがインターネットのツールにはある。

東京の片隅で、梅さんとその仲間が立ち上がりました。

facebookでも大工、左官、畳の職人さんが声を出し

職人の家造りを発信してる。


お互いに刺激し合い、そして向上心を持って行動を始めた職人達。

梅さんといつか美味し酒が飲める日もそう遠くない。



墨付け

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今日から大工仲間の弟子がうちに応援に来ている。

名はタツ!

今年29歳になる若手大工。

画像 1634

仕事の手伝いをしながら、経験不足の墨付けと刻みを習いにきた。
今は、自分の弟子の時代と比べ着工数も減り、プレカット主流の時代。
若衆達が墨や刻みの経験する機会が減り、家を建てれない若い大工が増えている。

大工は、家を建ててこそ大工。

日本の家の技術や文化を残すためにも、工務店や大工は若手を育てて欲しい。

こんな素晴らしい試みを、大阪の日伸建設の棟梁が何年も前から取り組んでいて
自分も影響され、今回の行動につながりました。
棟梁、色々教えてもらいおおきにでした!

プレカットがええとか、悪いとかはどうでもよくて
プレカットも今は必要なものだと思う。
それと同じく、日本建築の良さも再認識して次世代へとつなげたい。

職人が技術を使わなくなったら、職人ではなくなる。

職人が持ってるものを活かそう。



材木

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国産材離れになり十数年以上。

自分が住んでるところの家つくりも外材が多い。


造作材では

大引き・・・ひのき3寸角(国産材)

根太 ・・・米松(外)

掛け ・・・ホワイトウッド(外)

無目 ・・・ホワイトウッド(外)

野縁 ・・・エゾ(外)

胴縁 ・・・エゾ(外)

気が付けば主たる造作材のほとんどが外材。

和室がなければこの材料と建材で造作工事が済んでしまう。

日本の家なのに。

表具屋

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今日もアッチコッチしているとええ出会いがあった。

今日出会ったのは『表具屋』さん。

表具屋さんというのは紙・布・糊(のり)を使用して、

掛物・巻物・書画帖・屏風・襖などを作るのが仕事の職人です。

『唐紙屋』さんとか『襖屋』さんとも呼ばれている。


今回、たまたま仕事でお施主さんの親父さんが大切にしていた襖があり

お施主さんの希望で、その書の書いてある紙を残したいと言われていた。


どこに頼もうかと考えていたらこの出会い。

やっぱり色んなとこに顔は出せば何かつながってくるもんだ。


話を聞いてみると今、新築では和室が減り、

表具屋さんの仕事も減ってるらしく大変だと言っていた。


大工や左官、畳屋に指物屋と同様、

表具屋も日本の家を支えてきた伝統の仕事。

また昔とは違う形で今の家とコラボするのも面白そう。

そんな話が今日は表具屋さんと出来た。


日本建築の職人の伝統の技を、現代の家に活かす家つくり。

ちょっと面白くなってきた^^



1997

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1997年10月。

29歳の時に独立した。

大工になった18の時、30前に独立しようと夢を持った。


親方のところで、お礼奉公を含めて7年間お世話になり

年明き後、地元の工務店で4年、

知り合いの大工さんのところで1年、

職人としてお世話になってから

同級生に15坪の平屋を頼まれたのをキッカケに独立。


29歳のアホな自分は『俺の時代が来る!!』と思ったが

半年で他の工務店へ応援。

その後鳴かずの飛ばずが2年ぐらい続いたが

32歳の時に弟子をとってからしばらくは鳴いて飛んだ。


仕事に浮き沈みは必ずついてくる。

でも大工になったら一度は『棟梁』と呼ばれてみてえ。

そんな志を若い職人に持って欲しい。


先ずは建舞の応援に誘われたら、意欲的に応援に行き

大工同士の横のつながりを作ろう。

家の修繕

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GW中、以前リフォーム工事をさせてもらったお施主さんから

知り合いが工事を頼みたいと連絡があってすぐに現場に急行。

庇を起す工事を依頼されたが、色々話しているうちに外壁の見積もりも頼まれた。

人と会う機会が多くなり、話すことも増えた成果が出たかな? ^^


今回工事を依頼されたお施主さん、今まではお抱えの大工さんがおったけど

大工さんも高齢になり、この不況で引退したとの事。

紹介してくれたOBお施主さんも前に言ってたけど

ちょっとした仕事を頼むのに誰に頼んでええかわからんらしい。

今回のお施主さんも同じような状況だった。


新築やリフォームといった大きな工事は依頼するところはたくさんあるが

補修や修繕やプレカットでは割高になり頼めない増築工事を頼むところは

多くの人はわからないという。

地元の工務店や大工さんらはこういう依頼に対して早い対応ができるように

していくのも大切な事。

でもこれは自分らが弟子の頃は当たり前だった。

どこか忘れてしまった大工さんの地元の役割。

『住まいの修繕大歓迎!!』と大々的に情報発信しよう^^v

伊勢音頭

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自分が独立した頃までは地元で建舞(上棟式)があると

終わったあとに必ずその家でイッパイがあった。

職人にとって建舞は特別なもの。

今のように足場は無く、命綱もネットも無し。

それが当たり前だった。

そういう緊張感の後に飲む酒はまた格別だ。


そして宴が終わると職人達が建てた家を祝うために伊勢音頭を唄う。

唄の最後は棟梁が締める。


      つるが御門に
  
           なんと言うてかけた
 
      お家なえご繁盛と

           言うてかけた


棟梁が伊勢音頭の締めに唄う節回し。

伊勢音頭は日本人の心に響く唄。

こういう事も日本の家造りの伝統で職人も忘れてはいけない部分。

いつまでも忘れず残していきたい^^

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