階段と扉とダイツネ
二階建てには階段。
部屋には扉。
もうなん百年もそうしてる。
そこをそろそろ変えたいと思う大工のダイツネ。
二階建てには階段。
部屋には扉。
もうなん百年もそうしてる。
そこをそろそろ変えたいと思う大工のダイツネ。
再出発をかけた2008年。
年が明ければ丸五年の道程。
少し振り返ってみよう。
何が必要で、何がいらないか。
いや、ちょっと違うな。
何を残し、何を消すか。
ここいらで整理。
追ううちも追われるうちも、それはもともと縁が無い事。
縁がある人とは、互いに惹かれあっていく。
相手の事ばかり考え過ぎて、自分自身を見失う。
最近そん事も多い。
一日一歩。
三日で三歩。
三歩進んで二歩下がる。
どんなに凹んだ日でも気持だけは前へ。
下がるのは二歩止り。
残りの一歩は前向きな気持ち。
ここを下げたらあかん!
もっと自分を磨き上げ、自分らしさを持とう。
木とふれあうと
樹にふれたくなる。
そして山に行き
木の家に住みたくなる。
木の家つくり
寝る前に、YOU TUBUで懐かしい音楽を、まだまだ探し聞いている。
これがまた面白くハマる。
最近良かったんは来生たかおの『夢の途中』や
ノーランズの『ダンシング シスター』!
夢の途中は薬師丸ひろこが歌う『セーラー服と機関銃』原歌で
中坊の坊主頭で電車に乗り映画を見に行った覚えがある。
ダンシング シスターは英語も知らん小学生の頃
『♪ア~メ~ナムーン ホーダンシン~ ロマシン~ ウーア ギビニホークサ~♪』と
ギビニホクサーなんて言うとらんのに、そう聞こえてたガキのころ。
ドリフの全員集合で初めて見て
ボーカルのお姉さんの可愛さに度肝抜かれた記憶が鮮明にある。
いい歌は時代を感じさせない。
やりたい事が出来ずに、どうしたもんかと考えているうちに、
また色んな事を頼まれる。
無理な事はハッキリと断るけど
頼まれるとあまり嫌とは言えない性格なので、ついつい受けてしまう。
今日もそんな話を、ある方が事務所まで来て持ってきてくれた。
数年前までは顔は知っていても、事務所に来ていただくなんて無かった人です。
『なぜ自分にそんな話を?』と思ったら、
『前向きな人を対象に伺ってます』と言っていた。
なるほど。
今までは、うちに来なかったんではなく、自分が何もしていなかっただけ。
カンタンな事だけど、今日気付いた。
最近、今まで無かった話や誘い、相談が増えてきたのもこれだったのか。
自分がその何かをやり始めて5年目。
ようやく人の目に映るようになってきたんだと思うのと、長かったと実感。
マイナスから始まった5年からすると、ようやくスタートライン。
今日来た話に伸ってみよう^^
今日は、来週の日曜日やるお祭りの祭礼費を、コツネと散歩がてら払いに行って、
A様邸の現場確認、コツネと浜遊び、家族でぶらっとしまむらへ行き、
お袋が作った小女子(こうなご)の天ぷらと佃煮を取りに行って、
旬の幸で晩飯を食べた。
休みに救われる日。
こんな一日が、また明日から頑張れる糧となる。
これでいいのだ。
これがいいのだ。
ケセラセラ
常滑の建具屋さんからの帰り道、久しぶりに旧道を通って帰った。
常滑は、親父の在所で子供の頃はよく連れてきてもらった。
広い道ができ、ほとんど旧道を通る事がなくなったが
昔の面影が多く残る街並みは、懐かしくもあるが
店のシャッターは閉まってちょっと寂しさもある。
日曜日には、伊那製陶(現LIXIL)に勤めてオヤジについて
工場内を見たり、その帰りに親戚の家に寄ったりと
常滑には楽しい思いがある。
あれから30年以上経った自分も、いつの間にか親父になった。
自分は子供に何を残すだろう。